2022年7月25日
優しさがいっぱい見られたね(園長より)
♪ゆりかごのうえにカナリヤがうたうよ…♪夏の風が気持ちよくゆりかごを揺らしていそうなこの頃です。明日はいよいよ終業式となりました。コロナがまだまだ終息しませんが、子どもたちは元気いっぱい過ごしております。保護者の皆様には、様々な面でお世話になりました。感謝申し上げます。
さて、1学期子どもたちはとても一人ひとり伸びました。園で大切にしている「みんながつながる」や「いい雰囲気」が生まれてきていて、優しさがいっぱい園全体に流れているように感じます。先生方にどんな優しい面が育っていたかを尋ねてみましたので紹介します。
〈年少〉
・友だちが泣いていると、「どうしたの?」と声を掛けたり、ティシュを持ってきて涙をふいてあげる姿があった。靴が履けずに困って
いる子には、そっとしてあげる姿が見られた。
〈年中〉
・友達が困っていることを保育者に伝えている姿を見ると、「やってあげる」と言って、友だちを手伝おうとする子の姿がたくさん見られてきた。
〈年長〉
・友だちの考えや思いを聞いて「そうだね」「いいね」と認め合ったり、つまずいている友だちには「頑張れ」と応援したりする姿が見られた。
優しさが溢れる園って素敵ですね。優しさがあるからこそ、楽しい集団になるのだと思います。先日、スモモを庭で遊んでいた子どもたちに採ってあげました。みんなでちょっとずつ分けました。大勢私の周りに集まってワイワイした時、年中のA君が「みんな、並んで」と発してくれたのです。すると、子どもたちが、スッと一列に並びました。A君の一言でその場がとても優しいいい雰囲気になりました。子どもたちの気持ちがつながった瞬間でした。A君の気持ちがみんなに届いてとても嬉しくなりました。
子どもたちはいつも純粋です。その時々に優しい言葉が出てきます。「どうしたの?」「やってあげる」「そうだね」「いいね」「頑張れ」は相手を思う気持ちの表れです。1学期を振り返りながら、温かい子どもの心に感謝したいと思います。
いよいよ夏休みに入ります。いろんな経験をして、益々子どもたちの優しさが輝くことを願っています。
昭和っ子たち、夏にレッツゴー!!