2022年12月1日
子どものいる風景~見てさかあがり~(園長より)
すっかり木の葉が落ちた園庭では、子どもたちが元気いっぱい遊んでいます。カラスたちもケヤキの古巣辺りを悠々と飛び回っています。寒い朝だけど、みんな元気だなと感心して外を見ていると、年中のA子ちゃんが「園長先生遊ぼう」と誘ってくれます。「いいよ」と言ってついていくと、鉄棒の所でした。何人かが集まっています。「見てて」と言って逆上がりをしました。
勢いよく蹴って鉄棒に体を丸めます。「すごーい、できたね」と拍手すると、嬉しいのか何回もやってくれました。他のお友だちもできる子が何人もいます。みんなすごいなあと感心です。きっと、コツコツ練習してきた成果を褒めてほしかったのですね。
すると、「園長先生もやって」の一言です。「えっ」と、一瞬ドキッとします。自信はないけれども、可愛い子どもたちにお願いされたのでは頑張らないと。一回目は失敗です。二回目は、手足に力を入れって、「えい」と気合で回りました。できました。見事成功です。子どもたちも「できたね」とニコニコ褒めてくれました。
みんなの前でやってみるって恥ずかしいけど、できたり、褒められたりするって嬉しいですね。失敗した姿を見せるのも大事かな。その後は、鉄棒にぶら下がり、逆さまになって子どもたちとジャンケンをしました。
「わー負けた!」「わー勝った!」「あはは!」冬空に、明るい声が響きました。
(遊具で遊ぶ子どもたち 本文とは関係ありません)
(冬の夕焼け 明日もみんな元気に来てね)