2022年12月26日
みんなの優しさ輝いたね(園長より)
(寒さに負けず元気に朝の体操です)
♪ゆきやこんこあられやこんこ…♪雪の歌が聞こえてきそうな年の瀬を迎えております。明後日から冬休みに入ります。2学期は長い学期でしたが、子どもたちはのびのび大きく成長しました。何より元気に明るく登園してくれてありがたいなあと思います。保護者の皆様には、コロナ禍の中、様々な面でご支援いただきました。誠にありがとうございました。
園では「あーいいな愛の幼稚園」を大切に、みんなが愛に包まれた雰囲気を大切にしています。2学期もたくさんの優しさが溢れていました。紹介します。
〈年少〉
・友だちとケンカをしてしまい大泣きしてしまうA君。その姿を見ていたBちゃんがA君の近くに来て、「大丈夫?」と言いながら、頭をよしよししている姿があり、心がポカポカな気持ちになった。
〈年中〉
・自由遊びで氷鬼をしていた時、A君は「違う鬼ごっこがしたい」B君は「氷鬼がいい」と、意見が分かれてしまった。そんな時、C君が「順番にやればいいんじゃない?」と提案することがあり、とても優しい姿だと感じた。
〈年長〉
・怪我をしていたA君。友だちがA君を見ていていろいろ大変であることを思い、保育者が頼まなくても制服を着るのを手伝ったり、荷物を持ってあげたりしていました。とても優しい姿でした。
子どもは自然に「優しさ」を覚え、自分に、お友だちに伝えています。お父さんやお母さんからいただいた命の中に優しさの原石があるのだと思います。日頃の何気ない仕種や行いの中にある子どもの優しさを見つけて、いっぱい褒めてあげたいです。また、誰もが持っている優しさが育つのは、「甘えさせてあげる」ことかなあと感じることがあります。偶に「園長せんせーい、ぐるぐる回して!」と子どもが寄ってくことがありますが、抱えて回してあげると、とても嬉しそうにいい顔をしています。「やったー」と満足そうです。そんな姿を見ると、私も子どもと一体感になったような温かい気持ちになります。いっぱい甘えて、甘えられて、いい気持ちになって、人は自分の「優しさを」見つめ育てていくのだと思います。
冬休みは、親戚の人たちも集まって、ワイワイガヤガヤ楽しい時間がありますね。いっぱい甘えて、優しさが輝くことを祈っています。良いお年を迎え下さい!