2022年12月26日
子どものいる風景~お昼寝前の絵本たのしいね~(園長より)
お昼ご飯を食べて職員室にいると、年少さんのA先生が「園長先生来てください」の声が掛かります。毎月誕生会の日は、各お部屋を回って本の読み聞かせをしています。絵本は「まほうのたま」というお話です。部屋に行くと、「わーい」とはしゃぐ声。笑顔で待っていてくれました。可愛いお布団が敷かれていて、その上にお行儀よくちょこんと座っています。「では、初めに」と言って、手品をします。みんな目を丸くしてじっと見つめてくれます。何もない手の中から赤い玉を取り出し、そして玉を消すと、「えー」という顔でびっくりです。すると、B君もC君も何人かが、私のポケットの中に玉があるのではないかと思って、触ってきました。「ないよないよ」と言いながら絵本を読み始めました。
しっかり私の周りに円くなっていい顔で聞いてくれました。年少さんは入園して8ヶ月程経ちますが、長いお話を飽きずに聞いてくれて、随分成長したなあと嬉しくなりました。読み終えると、何とも言えない満足した顔です。最後に「消えた玉は何処へいったか眠りながら考えてね」と言うと、「はーい」という可愛い声が返ってきます。それから、すっとお布団の中に入り、横になりました。
スクスク育つ子どもたち、おやすみなさい。ステキな夢見てね!
(初雪が降り大はしゃぎの子どもたちです。本文とは関係ありません。)
(サンタさんがプレゼントを持って来てくれました)
(冬の三日月が優しく幼稚園を照らしていました。明日は終業式です。元気に来てね!)