2023年1月31日
子どものいる風景~ソリ遊び楽しいね~(園長より)
先日降り積もった園庭の雪が根雪となって、朝陽にピカピカ輝いています。築山では何人かの子どもたちがソリ遊びに夢中です。近くに行くと、「園長先生押して」と、年少さんのA子ちゃんがソリに乗って呼んでくれました。ほっぺを赤くして、大きな目で可愛く見つめてくれます。「いいよ」と言って、ソリを勢いよく押すと、「わぁ!」と言いながら滑りました。続いて「僕も押して」とB君にお願いされます。B君は、体を真っすぐに伸ばしています。また、「それ!」と言って、少し力を入れて押すと、ヒューとロケットのように滑って行きました。B君、ニコニコです。滑った後は、ソリを持って山に登ってきました。目を輝かせて力強く、一歩一歩雪を踏みしめて歩きます。年少さん、顔つきも歩き方も随分大きく成長したなあと嬉しくなりました。
ソリってそんなに面白いのかな?と思って、私も乗ってみました。小さなソリにやっとお尻を入れて、「えい」と声を出して滑ります。ズズーという音と共に小さな斜面を滑ります。わぁー、何とも言えないスリルと開放感が体いっぱいに押し寄せてきました。これだね、この感覚が楽しいんだ!子どもの気持ちが少し分かったような気がしました。いつの間にか、心も身体も伸びていく子どもたち。一緒に遊んで、見つめて、楽しさを分かち合っていきたいですね。
近くのみずならの木の芽が薄赤く膨らんで、春よこいと歌っているようでした。
(ソリ遊びをする子どもたち)
(隣のみずならの木の芽が膨らんできました。春を待ってます)