2023年7月26日
やさしい心が光っていたよ(園長より)
♪なつがくればおもいだすはるかなおぜとおいそら…♪入道雲がもくもくと山の上に顔を出し、眩しいほどの夏空が広がっています。1学期が終わろうとしていますが、保護者の皆様方にはいつもご支援いただき感謝申し上げます。ありがとうございました。
子どもたちは、プールや泥んこ遊び、色水遊び、など様々な遊びを楽しんでいました。その中で、優しさや友だちの輪が生まれ、「あーいいな」と感じる場面がたくさんありました。1学期伸びた面を先生方にお聞きしました。
〇年少
・少しずつみんなが安心してお昼寝の時間を過ごせるようになってきた。みんなで色水遊びやぷよぷよボールでの感触遊び、あわあわ遊びなど、夢中になって夏ならではの遊びに浸る姿がたくさん見られている。
〇年中
・新しいクラスの友だちとも仲が深まり、お互いに励まし合う姿がたくさん見られる。保育者の話をよく聞いて、心を揃えて1つの活動をみんなで気持ちよく取り組めている。作った物を大切にしたり、一緒に遊んだり楽しんでいる。
〇年長
・年少さんとの関わりを通して、人への優しさや思いやる姿が見られるようになった。各クラスごと、興味関心のあるもので活動を楽しむ。(タワーゲーム、石の博物館、海の素材遊びなど)
その中で、その子なりに疑問を持ったり、図鑑で調べたりしながら探求している。
全体に言えることは、友だちとの心の通い合いが生まれてきて、園が楽しい場所になってきているように感じます。優しい気持ちが子どもたちの中に育ってきています。
朝、園門にいると、年中のA君が泣きそうな小さな女の子にダンゴムシを見せながら、「どうしたの」と、気持ちに寄り添う場面がありました。私は、「A君すごい、なんて優しいんだろう」と胸打たれました。掌から腕の方に動いていくダンゴムシの面白さを女の子にも感じてほしかったのでしょうか。
また、B子ちゃんは「園長先生おはようございます」と、目をパッチリ開けて、気持ちの良い挨拶をしてくれます。C君は、「これあげる」と、黄色いたんぽぽの花を持って来てくれました。「黄色はなんだか元気が出る色ですね」とお母さん。
みんなみんな、相手の気持ちに寄り添うステキな人たちばかり。園の雰囲気がふわふわ優しく包まれた1学期でした。
さあ、明日から夏休みです。「あーいいな」をいっぱい見つけよう。レッツゴー!
(卒園児の小学生が折り紙で、手裏剣やバッタなど折って届けてくれました。素敵な折り紙ありがとうございます。)