2024年2月1日
みんなつながるよ うれしいな(園長より)
(朝の楽しいリズム体操)
♪おにはそとふくはうちパラパラまめのおと…♪豆まきの歌が聞えてきそうなこの頃です。寒さが一段と厳しい季節ですが、子どもたちは元気に過ごしています。短い3学期ですが、保護者の皆様には様々な面でお世話になりますがよろしくお願いいたします。
立春がやって来ます。まだまだ寒い季節ですが、自然も人も春を待ち焦がれています。「春よこい 早くこい」という歌の気持ちが分かります。晴れ間の広がった午後、職員室にいると、年少さんたちが「園長先生!」と勢いよく駆けてきました。タッチして抱っこして、ぐるっと回ると「わー」と言いながら、嬉しそうにありったけの表情を浮かべました。子どもの仕草から、「今日は、きっと良い事がいっぱいあったんだな」と感じ、嬉しくなりました。
園で大切にしている事は、「あーいいな愛の幼稚園」「みんなの心がつながること」「温かい雰囲気を大事にすること」です。特に、私は「心がつながる」ということを大事にしたいと思っています。互いに心がつながると、子どもは嬉しいし、のびのび自分を発揮します。
今、お楽しみ発表会に向かって、ステージ練習が始まっています。年少のクラスで子どもたちが、忍者のポーズをするシーンを鑑賞しました。子どもが「やったぞ、できた」と言って自由に忍者の仕草をすると、先生が透かさず「上手」と大きな声で褒めました。温かい眼差しでしっかり子どもを見ています。すると、子どもたちは自信が付いたのか、どんどん自分を出していきました。きっと、担任の先生の中には「~のような表現になるとステキだな」という願いがあって、その為に、「心がつながる」言葉を考えながら取り組んでいたのだと思います。
ハイタッチも抱っこなどのスキンシップや鬼ごっこなど遊び、おはようございますの挨拶などなど、子どもとの「つながり」はたくさんできます。自分にできる「つながり」を大事にしたいと思います。
先日、日本メンタルス協会の衛藤信之先生の言葉に出会いました。【子育ては想定外の出来事の連続。自分の思い通りには育ってはくれないけれど、どうせなら、自分がハッピー、子どももハッピーとなるような肯定的な受け取り方をしたい】と、ありました。どんな時も、私たち保育者は「あなたはいい子だよ」「いつもありがとう」のプラスの気持ちで、子どもを見つめ、つながっていたいです。
庭の木々の冬芽が赤く膨らんで、芽吹こうと空に向かっています。昭和っ子たちも、あなたらしく 上に上に 伸びていきましょう!
(芽吹こうと上に伸びる桜の木)