2024年3月14日
子どものいる風景~遊んでくれてありがとう~(園長より)
早朝から舞った小雪が止んで、柔らかい光が園舎に降り注いで来ました。でも、園庭は雪で濡れているので、子どもたちは園舎内で遊んでいます。私が廊下に出ると、年少さんたちが何人か「園長先生」と呼んで近づいてきました。
目をパッチリと開けて可愛い眼で見つめてくれます。私が「おいで」と両腕を出すと、A君が透かさず飛び込んできました。それを見ていた他の子たちも次々に駆けてきて、腕の中に「どーん」と、飛び込みます。そのスリルにワクワクするようです。
「無邪気だな」と思いながら、抱っこしてぐるっと回すと、キャッキャッと嬉しそうです。肌の温もりが体中に広がって、何とも言えないポカポカな気持ちになりました。「年少さん随分大きくなったなぁ」と驚きます。幼い時だからこそ、大事にしたい人と人とのスキンシップ。言葉は無くとも、体が触れ合うだけで、満たされる喜びと幸せな気分。「あーいいなぁ」の感動が溢れます。
次は、遊戯室での鬼ごっこです。タッチしたりされたり、みんな大はしゃぎです。すると、B子ちゃんがステージ上から「ピョン」と床にジャンプをすると、次々に真似する子どもたち。「少し危ないなあ」と思いながら、私が両手を広げると、大きな目でじっと見つめて、腕の中に「ジャンプ!」しました。
ずっしりと、子どもの身体全部が私の中に入りました。「わぁ、すごく重い~」でも、私を信頼して、勇気を出して、上から飛び込んでくれたんだね。なんてステキな子どもたちなんだろう。どうぞ、何でもいっぱい受け入れますよ。
昭和っ子たち、いつもたくさんの愛をありがとうね!
(新しい砂が入って、うれしいね)
(年中さん、先生となわとび遊び)
(年長さん仲良くドッチボールしてます)
(小学校の給食を食べました。おいしーね)
(青空に向かって、桜の木が芽吹こうとしています)