2024年5月31日
子どものいる風景~砂あそび楽しいね~
梅雨間近の空が薄明るく照らす朝、園庭では子どもたちがお友だち同士、楽しく遊んでいます。プレイハウスでは、おままごと遊びに夢中です。覗いてみると、年中のAくんが「いらっしゃーい」と、声を掛けてくれました。アイス屋さんをしているようです。お皿やカップなどに砂を入れて、並べていました。「美味しいアイスください」と言うと、「じゃあ、チョコアイスね」と、黄色いカップに砂を入れてくれました。「わあ美味しいね」と言うと、ニコニコ嬉しそうです。
すると、今度は「園長先生、こっちに来て。一緒にケーキつくろう」と声がかかります。近くにいた、年少のB子さんです。A君とのやりとりが楽しそうに見えたのでしょうか。私の手をぐいぐい引いて、ケヤキの木の下まで誘ってくれました。積極的だなあと思いながら、ドキドキいい気分です。砂のたくさん入ったボールの器から、小さな手で砂を掴んで、大きめの葉っぱの上に乗せました。「チーズケーキだよ」と言って、それをお皿の上に、そっと置きます。うーん、なんだかそれらしい。いい感じです。
すると、突然「あ、アリ!」B子ちゃんの声。見ると、2匹のアリがケーキのところにやってきました。まるで、ケーキを食べにやって来たようです。「アリさん、ケーキどうぞ」B子さんの優しい声が、小さく響きました。
子どもはみんな天使。「あーいいな」の感動が、園庭にいっぱい溢れていました。
(お庭で仲良く遊びます)
(月の歌集会、みんなで楽しく歌ったよ)