2024年7月1日
タントンタントン(ありがとう)の心で(園長より)
(大きな玉ねぎがとれました)
♪ささのはさらさら、のきばにゆれる~♪七夕の季節がやって来ています。タチアオイの花が土手にきれいに咲いて、梅雨真っ盛りのこの頃です。子どもたちは元気いっぱい水遊びを楽しんでいます。保護者の皆様には、日頃よりご支援いただき感謝申し上げます。
雨の日には、子どもたちは園舎の中でそれぞれ遊びを見つけて楽しんでいます。私が廊下にいると、年少のA君が「園長先生~」と声を掛けてくれました。「おいで」と、手を差し出すとスッと胸に入って来てくれ、A君の温もりが伝わり、ぽかぽかの気持ちになりました。2階に上がってみると、トイレのスリッパがきちんと並べられています。気持ちがいいなあと思って、ふと年中組を見ると、「いいねの木」の掲示が目に入ります。そこには「ありがとうっていってくれた」「スリッパをそろえていた」など、子どもたちが感じた「いいね」の感想が書かれていました。きっと日頃から、どんな事がいい行いなのかを考えて、取り組んでいたのだと思います。また、隣りでは、年長さんが、お楽しみ保育で行う、どっきりコーナーの遊びを、担任と子どもがワイワイ言いながら笑顔いっぱい楽しく遊んでいました。年少さんも年中さんも年長さんも、みんな温かい心の通い合った「あーいいな」の風景や心情が、どの学年にも見られていて、嬉しく思います。
大好きな歌「肩たたき」(西条八十 詞)を紹介します。
かあさん お肩をたたきましょう タントン タントン タントントン
かあさん 白髪がありますね タントン タントン タントントン
お縁側には日がいっぱい タントン タントン タントントン
かあさん そんなにいい気もち タントン タントン タントントン
お母さんの背中をやさしく叩いてあげる子どもと、叩いてもらうお母さんの心が、一緒になって、2人で楽しみ喜び合っています。私たち保育者も、子どもの心に寄り添い、タントンタントン(いつもありがとう)と言いながら、優しく肩を叩いて(関わって)あげたいと思います。みんな笑顔になって、ポカポカの気持ちになりますね。
七夕飾りに年中のお子さんが「明日いい天気になりますように」と書いていました。
可愛い願いがきっとお空に届くことでしょう。
(願い事が飾られた七夕飾り)