2024年12月26日
あたたかい姿 みんなありがとう(園長より)
(寒さに負けず走ります)
♪きたかぜこぞうのかんたろう…♪北風小僧の歌が聞こえてきそうな寒い日が続いています。今年も後、残すところ僅かとなりました。保護者の皆様には、一年間たくさんのご支援をいただき感謝申し上げます。
2学期も子どもたちや先生方の「Yやさしい」「Aあたたかい」「Tたのしい」「Aありがとう」YATA(やったー)の気持ちが、園生活の中に表れていてとても嬉しく思います。先生方から寄せられた、素晴らしい姿を紹介します。
〇未満児のA子ちゃんが足に怪我をしてしまい、職員室のベッドに座ってお迎えを待っていた時、A子ちゃんの心細そうな表情に気づいた年長のB君は、隣に座って優しく話しかけていました。A子ちゃんも少し笑顔になって、一緒にお話をしている姿に、やさしいな、あたたかいな、ありがとうと、感じました。(専科)
〇12月に入り、「もうすぐクリスマスだね」と、楽しみにしていた姿から、ツリー作りをした。みんなで飾りつけをしていると、子どもたちから「たのしいね」「すっごくたのしい」という声が沢山聞こえた。みんなで作ることを楽しめるようになった姿に、嬉しくなった。(年少)
〇お楽しみ発表会の練習中、台詞を言う子たちが、どんな動きがいいか悩んでいると、複数の子が「こんなのはどう?」など提案をしていた。困っている友だちに、自分の思いや考えを伝えられていて、あたたかいクラスだなと感じた。(年中)
〇ありがとうの花の歌から「ありがとうってどんな時に思うかな?」「ありがとうってどんな事?」と話し合ったり、ありがとうの花の絵を描きました。「いつも遊んでくれてありがとう」「お母さんやお父さん、お友だちや先生がいてくれて幸せでありがとう」等、素敵な思いがあり、とてもいい時間が持てました。(年長)
どの場面も、あいいなーと感動します。少しずつ子どもたちの心が繋がって来て、仲良しになっている姿に私も嬉しくなりました。それに、どの学級や専科教室からもあたたかな雰囲気が伝わってきて、何か一生懸命に取り組もうという姿も育っています。子どもをいつも「プラスに見てあげること」、それに、「ありがとうの気持ちを子どもに注ぐこと」この2点を大切にしていればきっと、子どもはぐんぐん前に前に進んでいくと思います。クリスマスの日、帰り際に年少のA子ちゃんが、「園長先生さようなら、ありがとうございます」と言って、帰っていきました。素晴らしい言葉です。可愛いサンタさんから、胸がキュンとする素敵なプレゼントをいただきました。
(新年を迎える園 良いお年をお迎えください)