2025年3月14日
子どものいる風景~ブランコたのしいね~(園長より)
柔らかい日差しが降り注ぐ朝、園庭に出ると、子どもたちはお友だちと元気いっぱい遊んでいます。すると、「園長先生ブランコしよう」と年少のA子ちゃんが誘ってくれました。傍らには、小さなブランコが「誰か私の上に乗ってほしいな」と誘っているように揺れています。「いいよ」と言って、板の上に乗せて後ろからそっと押してあげました。ブランコはふーと空中に浮いて、A子ちゃんの体も上がります。「わー」と気持ちよさそうです。すると、「園長先生、一緒に乗ろう」の声。2人で大丈夫か迷いましたが、小さな板になんとか腰を掛け、A子ちゃんを乗せてブランコを漕ぎました。少しの間でしたが、空を飛んでいるような浮遊感がふわっと押し寄せてきます。この心地よさが子どもにはたまらないのですね。A子ちゃんの嬉しそうな笑みに私も幸せな気持ちになりました。
すると、周りには大勢の子どもたちも集まってきて、順番を待っています。隣で砂遊びをしていた年長のB子ちゃんも楽しそうな様子を見ていて、ブランコ遊びに参加です。腰を押してあげると、自分でどんどんスピードを上げて高く舞い上がりました。B子ちゃんの楽しそうな笑顔も周りを明るく照らします。そして、仲良く代わりばんこに、次々に子どもたちが乗りました。ケヤキの木の下に吊るした可愛いブランコが、子どもたちに「遊んでくれてありがとう。楽しんでね」とお話しているように思いました。
遊具も自然もみんな仲良しになって、園庭には穏やかでやさしい春風が吹いていました。
(砂遊びをする子どもたち)
(柳原小の1年生が獅子舞を見せてくれました。)
(みんなで楽しいリレー遊び)
(先生方も入って年長さんとのリレー)
(明日に向かって、上に上に伸びるコブシの木。芽吹きが始まっていました。)